トラブル別ソリューション
ルーターを交換しても通信が安定しない
「通信が不安定だからとルーターを最新機種に交換したのに、依然としてネットが途切れる」「通信速度が遅いまま改善しない」といったトラブルは、ビジネスの効率を大きく阻害し、ストレスの原因となります。ルーターは通信の中心ですが、問題の原因は必ずしもルーターにあるわけではありません。回線そのものの問題、他のネットワーク機器の不具合、あるいは使用しているケーブルの規格不足など、様々な要素が絡み合っていることがあります。本記事では、ルーター交換後に通信が安定しない際に、見落とされがちな5つの原因と、それに対する具体的なチェックポイントと解決策を解説します。
トラブルの解決方法
ルーターの設置場所と設定の再確認
ルーターを交換しても通信が安定しない場合、新しいルーターの設置場所が不適切である可能性があります。Wi-Fiの電波は壁や金属によって遮断されやすいため、ルーターは部屋の中心や遮蔽物の少ない場所に設置しましょう。また、新しいルーターのファームウェアが最新であるかを確認し、設定画面で「チャネル」を自動設定ではなく手動で空いているチャネルに変更することで、近隣のWi-Fi電波との干渉を防ぎ、安定性が向上する場合があります。設置場所と設定を見直すだけで、通信品質が劇的に改善することがあります。
回線終端装置(モデム)の状態を確認
ルーター交換後も通信が不安定な場合、ルーターの手前にある回線終端装置(モデムやONU)に問題が発生している可能性があります。モデム(またはONU)は、インターネット回線をオフィス内の信号に変換する重要な機器です。モデム電源の再起動を試みてください。また、モデムのランプがエラーを示していないか(特に光回線を示すランプが消灯・点滅していないか)確認しましょう。モデム自体が古く故障している、または通信事業者側の設備に問題がある可能性も考えられます。
LANケーブルの規格と劣化の確認
通信が不安定な原因は、ルーターではなくルーターとモデム、または端末をつなぐLANケーブルにあるかもしれません。特に古いオフィスでは、通信速度が100Mbpsまでの「CAT5」などの古い規格のケーブルが使われていることがあります。最新の高速通信(1Gbps以上)を利用するには、「CAT5e」以上の規格のケーブルが必要です。また、ケーブルの断線や折れ曲がり、経年劣化も通信の安定性を著しく損ないます。規格不足や劣化が疑われる場合は、「CAT6」以上の新しいケーブルに交換することで、通信の安定性が改善されることが多いです。
プロバイダ(ISP)側の設定や障害情報を確認
ルーターや機器を交換しても解決しない場合、インターネットサービスプロバイダ(ISP)側の問題である可能性を疑いましょう。まずは、プロバイダの公式ウェブサイトを確認し、お住まいの地域で通信障害やメンテナンスが発生していないか確認してください。障害情報がない場合は、ルーターを交換した際にプロバイダから提供された接続設定情報が正しくルーターに入力されているかを再確認しましょう。特にPPPoE接続の場合、ユーザーIDやパスワードの間違いがあると不安定になります。設定が複雑な場合は、プロバイダのサポート窓口に問い合わせて確認してもらうのが確実です。
接続端末側の不具合と設定の確認
ルーターも回線も問題ない場合、最後にインターネットに接続したい端末(パソコンやスマホ)に原因があるか確認します。まずは端末を再起動し、Wi-Fi設定をリフレッシュさせます。次に、端末にインストールされているセキュリティソフトやファイアウォールが通信を妨害していないか確認のため、一時的にオフにしてみましょう。また、Wi-Fi以外の接続(モバイル回線や別の有線LAN)では問題なく通信できるかを確認することで、問題が端末側のWi-Fi機能にあるのかを切り分けられます。端末側のファームウェアやドライバが古い場合も不安定になることがあるため、最新版に更新してください。
ネットワークや配線工事のトラブルは浜松LAN配線・電話工事.comまで
ルーター交換を含むすべてのチェックリストを試しても通信の不安定さが改善されない場合、問題は建物の内部配線(光ファイバーやLAN配線)の劣化・損傷、または通信環境の専門的な設計不良にある可能性が高いです。自己解決が困難な複雑なネットワークトラブルや、壁内配線の問題については、浜松LAN配線・電話工事.comにお任せください。通信規格や配線技術に精通した専門家が、通信不安定の原因を特定し、最適なケーブル規格への交換や配線ルートの改善を行うことで、安定した高速通信環境を構築します。
